仕事上の挫折を「ターニングポイント」へとポジティブ転換。
適切なアドバイスとフォローのもとで。

interview

お名前: M.S

入社年度: 2019年度入社

所属部署: 製造

Interview 01

転職で叶った、モノを「作る」仕事への憧れ。
そして間もなく味わった、挫折…。

10代の頃から、モノを「売る」か、モノを「作る」かの仕事をしたかったんです。新卒で入った前職では、「売る」方を優先して、アパレルのショップで働いていました。
そんな「売る」場所でも、マネキンのコーディネートをつくったり、商売をするためにどうするかという販売戦略を立てて、売り場を「作る」というところが楽しくて。もう一つの夢だった「作る」ことにも、一貫して携われていたのかなと思います。
アパレルでも比較的長く勤務し続けることができて、それなりの立場にもあげていただいたのですが、やはり「形あるものを作る」ということにもこだわりたくなったんです。
30歳を節目として転職を志し、巴製作所に出会いました。応募前に経営理念や作っている製品を見たときに、ここで働いてみたいという気持ちが湧いたんです。本当に役に立つモノを作れるし、さらに人々の暮らしの充実に貢献できるような仕事だしというところで、願望が大きく叶うというイメージがありました。
前職を辞めてから、職業訓練学校で溶接の資格を資格を取得しており、タイミング的にも「溶接技術士」募集というドンピシャの求人にハマった感覚があります。
さて、こんな風にすべての条件が整って入社したのは良いのですが、思っていたよりも業務が難しいこともあって対応しきれず、入社後の早い段階で「部署異動」という挫折を味わってしまったんです…。

Interview 02

同じような立場の人たちとの密な交流と、
自分の中にあるターニングポイント。

部署異動に関しては、「適材適所的に配属し直す」と受け止めていますし、そこが自分の中のターニングポイントになったとも思っています。
溶接からは離れましたけど、いろんな部署に行かせてもらい、違う工場での製作にも多く携わることができました。むしろ自分としてはポジティブに転換できていますし、会社としてもそういう「視野の広がり」みたいなものを望んでいたのでしょう。
そんな節目には、やはり上司や先輩の適切なアドバイスがあったからこそ、今の自分があるんじゃないかなと思っています。
現在は、物流や現場の監督、リーダーという業務を担当させていただいています。挫折がきっかけとはいえ、仕事の取り組み方や考え方のシフトチェンジができたから、そんな重要なポジションを任せてもらえているんだとも感じます。
これからの課題としては、全体を管理するためのコミュニケーションと、それを人に伝える国語力の向上。新任の管理者のセミナーに行かせてもらったりして、管理者とはどういうものをしなければいけないのか、部下との接し方は正しいのかどういう対応方法か、というのを学びながら勉強しています。
セミナーに行った時は同じような年代で、同じような悩みを感じている人たちと出会いました。徐々に、管理職とか人を使う立場を少しずつ担っていく世代です。社内にもいる同じような立場の人たちと密に連携を取り合って、徐々にでも成長していければと思っています。

Interview 03

「ママが働きやすい、パパが働きやすい」環境、
日々の何気ないことがチカラになる！

プライベートでは、31歳のときに結婚しました。昨年（2023年）5月には、一人目の男の子が産まれました！捕まり立ち、最近ようやく始まりました！
家に帰れば妻がいてくれる。子どもが生まれた。やっぱりプライベートの充実って、仕事上でも本当に重要なことで、それがあるから頑張れるなみたいなところもあったりします。今は何より、子どもと一緒にお風呂入るのが楽しみですから！
業務上では、7月からの2ヶ月間、育休を取得しました。男性の育休取得って、世間的にはまだまだ珍しいかもしれませんが、当社だと過去に4,5名の取得実績はありますし、そもそも会社的に取得を推奨をしてくれているんです。育休からいざ戻ってくるとなったときにも、制度や周囲のフォローのおかげで、まったく不安もなかったですね。今まで通り仕事できるだろうし、任せてもらえるっていう自信もついていましたし。
そんな風に、「ママが働きやすい、パパが働きやすい」っていう環境は、これからもどんどん整備されていくと思いますし、僕自身も望んでいます！
最近、子どもの髪が伸びてきて目にかかってたんですけど、目をかゆそうにしてたんで、お風呂で髪を切ってあげたんです。不慣れなこともあるんですけど、不揃いながらもちょっと前髪がバッツンとなって…。それはもう、めちゃくちゃ可愛くなりました！そんな何気ないことが、今の僕の日々のチカラになっています。