Business 事業紹介

巴製作所は、日本のインフラ(水道・ガス・鉄道)、医療を支える分野で、
競争力を発揮できる事業に特化して展開しています。

各事業の紹介

Department01

第1グループ(鉄管)

業界における当社のポジション

国内の水道管用に規格化された接合部品の中で、ステンレス製ボルトや様々なステンレス部品は、ほぼ全て当社で製造販売しています。
最新型の耐震管(GX形)は100年の耐久性を備え、そこに使用される接合部品も供給しています。

事業活動を通じて目指す未来

お客様である水道管メーカーを始めとして、水道インフラに関わる全ての人々にとって、無くてはならない存在であり続けたいと考えています。

担当事業・部署の紹介

水道管を接合するためのステンレス製ボルトナットや各種接合部品の設計開発~製造・販売までを担う部門です。
当社の強みは大手の水道管メーカーの開発部門と接合部品を共同開発を行っており、部品のニーズと役割りを知り尽くしているところです。そのためお客様から高い信頼と実績を積み上げております。

どんなものに使われているか

ステンレスボルトナットや機種別の専用部品は、水道管や水道用バルブの構成部品として使用されます。
また、水道管の施工時に使用される工具類やツールなども設計製造販売しています。

第2グループ(管機材・ガス)

業界における当社のポジション

ガス配管用のステンレス製T頭ボルトは販売開始から半世紀近くが経ち、尚も継続してご使用頂いている製品でシェア100%です。他、日本水道協会(JWWA)検査合格品のステンレス製ボルトなど、日本のライフラインを支える製品を多数扱っており、トップレベルのシェア率を維持しております。

事業活動を通じて目指す未来

第2グループは営業業務を主とし顧客との信頼関係を築きつつも、一部手配業務も担っているため協力会社との関係も欠かせません。顧客の要求に応えるべく、ボルト製品を軸とした金属加工品の製品仕様や生産技術などあらゆる方面の知識を身に付け、売上向上を目指しています。

担当事業・部署の紹介

第2グループは本社と東京営業所を拠点として、全国規模で営業活動しているグループです。20代~60代まで幅広い年齢層が揃っています。特定ユーザー様向けのOEM製品や受注生産の機械加工品などを多く扱い、顧客の調達部門だけでなく、設計・技術部門や品質管理部門との打合せも行い、製品化に向けた取り組みを行っています。また、当社ブランドのJWWA規格品のボルト・ナットの販売も行っており、北海道から九州まで地道な訪問することで、顧客と深い関係を築き多くの販売店様にご愛顧頂いております。

どんなものに使われているか

第2グループの事業は主に水道・ガス配管継手の接合部品の設計・製造・販売です。ガス配管用のステンレス製T頭ボルトは販売開始から半世紀近くが経ち、尚も継続してご使用頂いている製品です。他、日本水道協会(JWWA)検査合格品のステンレス製ボルトなど、日本のライフラインを支える製品を多数扱っており、安定した品質と供給で貢献させて頂いております。また、顧客の技術部門からの要望を受けて開発した乾式焼付防止処理TOMコートや絶縁ボルト・ナットなどの販売、その他当社のネットワークを活かして様々な金属加工品の開発・生産を行なっています。

Department02

建設資材部

業界における当社のポジション

橋梁支承メーカーとして、整備新幹線及び私鉄在来線の多くの橋梁工事で当社製のストッパーが採用されています。

事業活動を通じて目指す未来

100年の耐久性を目標とする鉄道構造物の耐震部品の設計、開発、製造、販売に携わり、その過程にある様々な技術及び知識を習得、獲得することにより、日本及び海外の様々な交通インフラへ巴ブランドを浸透させます。

担当事業・部署の紹介

コンクリート鉄道橋の支承部材(鋼角鋼棒ストッパー等)をメインとした建設資材を設計・開発・製造・販売しています。
【東北新幹線(八戸駅⇔新青森駅間)工事(2006年)】に鋼棒ストッパーを納入(供給)したことがきっかけで現在の事業部が発足しました。
その後、実績を積み支承部材メーカーとして一定の評価を獲得。さらに、国を挙げて推進されている新幹線技術の輸出についても2024年4月現在、インド輸出案件を扱っている最中です。また、支承部材に限らず全国各地の交通インフラ工事に対し設計段階から積極的に取り組み、社会に貢献しています。

どんなものに使われているか

【九州新幹線】、【北陸新幹線】【北海道新幹線】と数多くの整備新幹線工事や、その他私鉄・在来線の高架工事に製品供給(鋼角ストッパー・鋼棒ストッパー)をしています。

Department03

カラム事業部

業界における当社のポジション

国内トップシェアのリーディングカンパニーです。
シェアは過去10年で40%→55%、売上は過去10年で大凡3倍になり、安定成長中です。

事業活動を通じて目指す未来

当社のカラム事業は、世界一のカラムボディメーカーを目指しています。私たちは常に高い目標を掲げることを重視しており、そのためには他社との比較やコスト削減のための取り組みを徹底的に行いました。その結果、国内シェアを大幅に伸ばすことができました。今後は、カラムの加工技術を活かして他の分野にも進出していく計画です。世界一を目指すだけでなく、当社の技術をさらに多くの領域で活用していくことが、私たちのビジョンです。

担当事業・部署の紹介

当事業部は主に金属加工品の製造販売を行っており、全体のフローは、顧客依頼や市場ニーズの確認(営業)→図面設計(設計)→御見積提出(営業)受注・加工(製造)→検査・組立・出荷(品証・製造)です。ほとんどのお問合せに対して断る事は無く、一点ものや実績が無いものについても何とかして御見積回答まで進める様にしています。顧客からの要求レベルは年々上昇していますが、比較的社員定着率が高く、営業職や設計職は未経験から活躍している方もおり、メンバーが成長する事で顧客の期待に応える事が出来ている頼もしい部署です。少数精鋭を目指して事業を進めていましたが、業績拡大と共に現在は人数もかなり増えてきました。

どんなものに使われているか

カラムボディは顧客である化学メーカーに納入し、その後分析を必要とする食品、医薬、環境調査等の企業へ販売されます。秘密保持の制限がある為、詳細はお伝え出来ませんが、試薬や環境物質の分析、医薬、医療関係の評価、診断等に使用されています。化学業界で使用されるカラム以外にも高圧反応容器等も製作しております。